どうもぐっさん(@goodsun_30)です。
先日トップリーグの2017-2018シーズンが全日程終了しました。
国内ラグビーは一段落といったところですが、海外はシックス・ネーションズ、スーパーラグビー開幕とまだまだアツイ試合が続きます。
そんな中僕が楽しみにしているのが、2/9,10の2日間にわたって開催される「ブリスベン・グローバル・テンズ2018」です。
今日(1/29)、日本から唯一参加するパナソニックワイルドナイツのツアーメンバーが発表されたので、「ブリスベン・グローバル・テンズ」や10人制ラグビーの魅力についてご紹介します。
10人制ラグビーについて
10人制ラグビーはマレーシア発祥で、マレーシアのほかにインドネシア、シンガポールなどで人気のスポーツです。
日本でも部員が少ない高校が参加して10人制の大会をやっていたります。
10人制にも国際ルールがあり、「ブリスベン・グローバル・テンズ」も主に国際ルールに基づいて行われます。(一部独自ルール)
見ているうちになんとなくわかると思いますが、主なルールは以下の通りです。
- フィールドに立つのは10人
- ベンチは8人までで交代は無制限に行える
- 試合は10分ハーフでハーフタイムは2分
- コンバージョンキック(トライ後のキック)はすべてドロップキックで行う
- コンバージョンキックはトライしてから40秒以内に行わなければならない
- スクラムは5人対5人で組む
- 得点後は得点したチームのキックオフで試合を再開する
- イエローカードは3分間の一時退場
- アドバンテージは短く、ワンプレーで解消
10人制ラグビーの魅力
ルールを見てわかるように10人制ラグビーは15人制ラグビーと7人制ラグビーのいいとこどりと言えます。
15人制に比べてスペースが広く使えるので選手のランをたくさん見ることができ、時間が短いため試合展開も早くなりスピーディな試合を楽しめます。
その一方で、ラグビーの魅力である激しさもちゃんとあって、場面場面では激しい当たりも見られます。
映像を見ると魅力が少しわかると思います。
↓は今年のプロモーションビデオです。(開始は19秒から)
ブリスベン・グローバル・テンズについて
「ブリスベン・グローバル・テンズ」は10人制ラグビーの世界大会で、今年で2回目の開催となります。
開催地はオーストラリアのブリスベン。2日間にわたって28試合が行われる予定です。
2/9(金)13:05~JSPORTSオンデマンドで全試合生中継されます。(JSPORTS3でも生中継されますが、2日目12:08~の4試合分だけはオンデマンドのみ)
ブリスベン・グロバール・テンズ 2018 放送予定 : ラグビー | J SPORTS
「ブリスベン・グローバル・テンズ」は、7人制ラグビーの世界大会で一大イベントにもなっている「香港セブンズ」の10人制版を目指しているようで、公式サイトを見ても盛り上げたい感じが伝わってきます。
世界から強豪12チームが参加
この大会の魅力の一つは世界から強豪チームが集まってくるところにあります。
オーストラリアからブランビーズ、レベルズ、レッズ、ワラターズの4チーム。
ニュージランドからブルーズ、チーフス、クルセイダーズ、ハイランダーズ、ハリケーンズの5チーム。
スーパーラグビーにも参加するこの9チームに加えて、フランスのトップ14からセクシオン・パロワーズ(ポー)、日本のパナソニック・ワイルドナイツ、フィジー選抜の計12チームが参加して優勝を争います。
組み合わせ
まずは12チームをA、B、Cの3プールに分けて総当たり戦を行い、その後各プールの上位2チームがトーナメントを行うことになっています。
プール分けは以下の通りです。
プールA
- パナソニック(日本)
- レベルズ(オーストラリア)
- ブルーズ(ニュージーランド)
- レッズ(オーストラリア)
プールB
- セクシオン・パロワーズ(フランス)
- ワラターズ(オーストラリア)
- チーフス(ニュージーランド)
- ハイランダーズ(ニュージーランド)
プールC
- フィジー(フィジー)
- ブランビーズ(オーストラリア)
- ハリケーンズ(ニュージーランド)
- クルセイダーズ(ニュージーランド)
パナソニックのツアーメンバー
1.平野翔平
2.坂手淳史
3.ヴァルアサエリ愛
4.長谷川崚太
5.ヒーナンダニエル
6. ベン・ガンター
7.下釜優次(特別参加選手)
8.ホラニ龍コリニアシ
9.内田啓介
10.べリック・バーンズ
11.福岡堅樹 → 怪我のためディラン・ライリーに変更(2/1)
12.松田力也
13.笹倉康誉
14.山田章仁
15.ディグビ・イオアネ
16.ジャック・コーネルセン
17.田村エムセン
18.谷昌樹
19.テビタ・ツポウ
20.山沢拓也
21.小山大輝
22.梶伊織
23.藤田慶和
24.百武優雅
25.野口竜司
26.児玉健太郎
R.宮川智海、R.ディラン・ライリー、R.福井翔大
パナソニックのメンバーは以上の29名と発表されました。
2016シーズンまで九州電力に所属していた下釜選手(筑波大出身)と加入のアナウンスがされていないディラン・ライリー選手(元U20オーストラリア代表?Dylan Riley | Rugby.com.au)が参加するようです。
サンウルブズのスコッドに入っているメンバーは参加しないと思っていたんですが、ヴァルアサエリ選手、内田選手、福岡選手、山田選手は参加するとのこと。福岡選手、山田選手の走りに注目です。
また、新加入の野口選手(東海大)と福井選手(東福岡)のパナソニックデビューがあるかにも注目したいところです。
その他の注目選手
まだ正式にメンバーを発表しているチームが少ないため、すべてが確定というわけではないですが、リアム・メッサム(チーフス)、コンラッド・スミス、コリン・スレイド(以上ポー)、ジュリアン・サヴェア(ハリケーンズ)などのオールブラックスキャップホルダーやカートリー・ビール、ドリュー・ミッチェル(以上ワラターズ)、サム・ケレビ(レッズ)などのワラビーズキャップホルダーが参加予定のようです。
また、かつて世界中のラグビーファンを沸かしたカーロス・スペンサー(現宗像サニックスコーチ)などのレジェンド達も参加する予定があるようなので、そのへんも楽しみにしたいと思います。
テンズは若手の経験の場でもありますが、オールブラックスやワラビーズの主力も次々に出てくるので見逃せません。
※追記
全チームの参加メンバーが公式サイトに発表されました。英語ですがリンク貼っておきます。
さいごに
パナソニックは開幕試合に登場します。見たら絶対楽しめると思うので、JSPORTSを見れるのであれば、ぜひ一度ご覧ください。
日本からはパナソニックが参戦!10人制ラグビーの国際大会『ブリスベン・グローバル・テンズ』とは? - ぐっさんのブログ