どうもぐっさん(@goodsun_30)です。
ラグビーワールドカップイングランド大会で日本代表が世界屈指の強豪である南アフリカに歴史的勝利を飾ってからもう1年4か月が経とうとしています。
あの時は深夜に一人でテレビ観戦をしていましたが、思わず叫んで涙ながらにガッツポーズしたのを覚えています。
おそらく、これまで見たどの試合よりも興奮しました。
とてもいいものを見せてもらった2015年イングランド大会。
そして2019年には日本でラグビーワールドカップが開催されます。
もう1000日を切っています。
ラグビー好きな僕は、早くその時が来てくれと思いながら勝手に将来の日本代表を妄想したりしています。
そこで、このブログでは『ラグビーワールドカップ2019の星』と題して、僕が独断と偏見で勝手に注目している選手を不定期に紹介していきたいと思います。
では、さっそく僕が一番注目している選手から紹介していきます。
高校時代からエディー・ジョーンズに注目されていた逸材、山沢拓也
名前:山沢拓也
出身:埼玉県
経歴:熊谷東中(ラグビー部)・クマガヤSC(サッカー)→深谷高校→筑波大学→パナソニックワイルドナイツ
ポジション:SO(スタンドオフ)
生年月日:1994年9月21日
身長/体重:176cm/81kg
筑波大学4年生ながらパナソニックでプレーする日本初の大学生トップリーガーで、高校時代から日本代表の前ヘッドコーチ、エディー・ジョーンズにも注目され、ケガがなければ2015年のワールドカップ日本代表に呼んでいたかもしれないと言われた男。
僕が今最も注目している選手でもあります。
高校でラグビーに専念し、花園デビュー
中学時代は熊谷東中学のラグビー部に所属しながら埼玉の名門サッカークラブ・クマガヤSCでFWとしてプレーし、埼玉を制覇。
サッカー強豪校でもある流経大柏などから誘いを受けたものの、兄や監督のすすめもあり、兄と同じ深谷高校でラグビーをすることを選び、1年生の時から花園で活躍します。
これが花園デビュー戦。
1:45あたりからの2トライ目が特にすごいです。
鋭角なステップを踏み、一瞬で加速、相手のフルバックに触れされることなくそのまま振り切ってトライ。
1年生なのにすでに高校生離れしています。
高校3年間はすべて3回戦負けに終わったものの、2年生の時には高校日本代表、3年生の時にはジュニアジャパンに選ばれ、日本代表の強化合宿にも参加するなど順調にステップアップしていました。
度重なるケガに見舞われた大学時代
高校3年から大学4年間は度重なるケガに見舞われます。
まずは高校3年生の時のジュニアジャパンの遠征で右膝を痛めます。
筑波大学入学後に手術し、秋には復帰して大学選手権ベスト4進出に貢献しましたが、翌年のジュニアジャパンの遠征で左膝の靭帯を断裂。
大学2年生の12月に復帰したものの、すぐにまた同じ場所を痛め、結局、大学時代は多くの期間をリハビリに費やすことになりました。
1年生にしてすでに別格の輝きを放っていたので山沢選手のプレー見るのを毎年楽しみにしていたんですが、なかなかその姿を見られず本当に残念でした。
日本初の大学生トップリーガーとなり開幕戦でデビュー
筑波大学4年生になった今季は、ケガが回復してきたころにフランスの強豪ラシンに武者修行か?などと言われていましたが、最終的にはリハビリで施設を使用していたパナソニックでプレーすることが決まりました。
こうして、日本初の大学生トップリーガーが誕生しました。
パナソニックでは練習試合からアピールし、開幕戦からスタメンの座を掴みとりました。
開幕してから数試合は硬さが見られましたが、徐々に本来の動きを取り戻し、第6節のNEC戦では初トライを挙げ、マン・オブ・ザ・マッチを獲得。
今季はリーグ戦8試合に先発出場し、他のトップリーガーに劣らない活躍を見せました。
今後はサンウルブズや日本代表への招集が期待されています。
トップリーグで輝きが増した山沢拓也
僕が初めてプレーを見たのは山沢選手が大学1年生の時です。
高校時代から注目されていたのは知っていましたが、1年生ながら堂々としたプレーぶりを見て一気にとりこになりました。
身体の強さ、ディフェンスの穴を見つける視野の広さ、裏に抜け出す加速力、パス、キックも非凡で、1年生にして周りの大学生を圧倒していました。
大学2、3年次にプレーを見られなかったのは残念でしたが、今季はレベルの高いトップリーグでプレーすることで選手としての幅が広がり、輝きが増しているように見えます。
これからまだまだ周りの選手のいいところを吸収してさらにレベルアップしてほしい選手です。
さいごに
以上、パナソニックワイルドナイツに所属する山沢拓也選手の紹介でした。
山沢選手のインタビューを読むと、いつも謙虚というかネガティブな部分を感じますが、それは、もっとできるはずだ、と強く思っているからだと思います。
山沢選手にはこれからも飽くなき向上心で研鑽を積み、2019年には日本代表の正スタンドオフとして縦横無尽にグラウンドを走り回ってほしいです。