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シーサイドももち地行浜地区の移り変わりを振り返る~ツインドーム構想、ホークスタウンモール~

どうもぐっさん(@goodsun_30)です。

2018年11月21日は福岡市の新たなランドマークになりうる大規模商業施設「MARK IS 福岡ももち」がオープンする日です。

あの一帯はシーサイドももちと言って、1989年に開催されたアジア太平洋博覧会(通称:よかトピア)のために埋め立てられた場所で、閉幕後は住宅地や商業地などとして整備されました。

で、シーサイドももちの中でもおそらく一番移り変わりがあるのが、今回「MARK IS 福岡ももち」ができた地行浜地区です。

「MARK IS 福岡ももち」がオープンするということでいろいろと思い出したので今回は、シーサイドももち地行浜地区の変遷を振り返ってみようと思います。

幻に終わったツインドーム構想

シーサイドももちはよかトピアのために埋め立てられた土地と書きましたが、よかトピアでメインに使われたのは福岡タワーのある百道浜地区だけで地行浜地区は駐車場として使われていました。

元々この場所はよかトピアのあと、住宅地にする計画だったそうですが、1990年にダイエーが買いとったことで開発が始まっていきます。

 

当時ダイエーは南海ホークスを買収して福岡にホームを移していて、平和台球場を本拠地としていましたが、このシーサイドももち地行浜地区に新しい本拠地として福岡ドーム(現ヤフオク!ドーム)を造ると発表しました。

この時、ドームのほかにホテル(現ヒルトン福岡)ともう一つ福岡ドームと同規模のアミューズメントドームを造る計画も発表していました。

これは「ツインドーム構想」と言われ、東京ディズニーランドに匹敵するような施設のドームを造って、日本だけでなくアジアからの集客も狙っていたそうです。

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(引用:「ダイエーの福岡制覇が進む」

↑当初の構想ではホテルを挟んでドームが二つできる予定だったようです。

 

福岡ドームは日本初の開閉式屋根を持つドームとして1993年に完成し、その横に建つ巨大な船をモチーフにしたシーホークホテルは1995年に開業しました。

ツインドームのほうはというと、地元商店街の反対や資金面の問題もあって、着工が何度か延期し、最終的にはダイエーの経営状態が悪化したことで立ち消えになってしまいました。

 

僕は福岡生まれ福岡育ちなのでツインドームのことはぼんやり覚えていて、小学生の時に福岡ドームの隣にもう一つのドームが建っている模型を博物館かどこかで見た記憶があります。

当時は子供ながらにいつできるんだろうとわくわくしていたんですが、計画がとん挫したことで僕の記憶からも消えかけていました。

ツインドーム構想が実現していたら福岡の大きなシンボルになっていたでしょうし、百道という場所が今とは違った感じになっていたかもしれません。

ツインドームの代わりにできたホークスタウンモール

ツインドームを造る計画はなくなりましたが、その代わりにショッピングモールを作ることになって、2000年にオープンしたのがホークスタウンモールです。

ホークスタウンモールは福岡ダイエーホークスのマスコットキャラクター、ホークファミリーが住んでいるという設定で、モール自体も街っぽい作りになっていました。

Zeppやシネコン、ファッション・スポーツブランド店に加え、九州初出店のスタバ、国内5号店となるハードロックカフェなど、さまざまなテナントが入ったホークスタウンの開業は大きな話題になりました。

 

オープンしてからも敷地内に温泉施設やフットサルコートを作ったり、HKT48の専用劇場をオープンさせたりしましたが、徐々に客足は遠のき、2016年春に閉館することなってしまいました。

 

閉館前の2014、15年頃はテナントもだいぶ減っていて、場所によってはゴーストタウンのような雰囲気になっているところもありました。

ホークスタウンモールは福岡市民にとってちょっとしたシンボルでもあったので、閉館と聞いた時は寂しい気持ちになったのを覚えています。

再開発によって誕生したMARK IS 福岡ももち

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更地になったホークスタウンモール跡地

2015年にホークスタウンモールがあった場所は三菱地所に売却され、一度更地にして再開発することが決まりました。

2016年10月には商業施設「MARK IS福岡ももち」とタワーマンション2棟からなる複合施設を建設し、ホークスタウンモール時代もあったZepp Fukuokaとユナイテッド・シネマ福岡は再出店することが正式に発表されました。

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そして2018年11月21日に「MARK IS福岡ももち」はグランドオープンを迎えます。

コンセプトは“海辺の丘のまち”。

地上4階建てでテナントは163店舗(そのうち福岡初出店が44店舗)あり、福岡市内でも最大規模の商業施設です。

 

一番の心配は渋滞ですが、駐車場は1300台分あって周辺の道路に右折レーンを増設しているようです。

また、ドームからやよかトピア通りからの導線も改善されています。

ホークスタウンモール時代に比べてアクセスがよくなっているので、うまくいけば天神に次ぐスポットになるかもしれません。

サイト→MARK IS 福岡ももち(マークイズ福岡ももち)

参考

さいごに

シーサイドももちの地行浜地区はツインタワー構想(実現せず)→ホークスタウンモール→MARK IS福岡ももちと変わってきました。

今回新たにできたMARK IS福岡ももちは劇場あり映画館ありで子供が遊べる場所があって、なおかつショッピングができて飲食も楽しめる施設になっていて、ダイエーの中内功が抱いた当初の構想に近づいたような気がします。

ホークスタウンモールの前例があるので、うまくいくかどうかわからない部分はありますが、地元民としては福岡の一つの名所になってほしいなと思います。