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ラグビー各国代表のジャージのメーカーについて調べてみました

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前回トップリーグと大学のラグビージャージのメーカーについて調べたんですが、調べていくうちに国代表はどうなっているんだと気になったので続けて調べてみました。

最初は世界ランキング10位までと日本代表くらいにしてたんですが、それだけじゃ物足りない気がしたので、Tier 1、Teir 2すべて調べることにしました。

Tier 1、Teir 2(ティア1,2)とはラグビー界に存在する格付けみたいなものです。Teir 3まであって、イメージ的にはTier 1は強豪10か国、Tier 2は中堅13か国、Tier 3はその他という感じです。Tierは世界ランキングが入れ替わったとしても変わることはほとんどありません。ラグビー界ではこのTierに関して問題になったりもしているんですが、その話はまた機会があればということで。

ということで、ラグビー各国代表のジャージのメーカーについて見ていきます。

※今回掲載する国についてはラグビー協会のホームページや直近の試合のYouTubeを見て確認していますが、間違っていたら教えてください。

Tier 1(強豪10か国)

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Tier 1はほぼ上位10か国。イタリアだけ9月現在のランキングでは13位となっています。

ジャージのメーカーは、アディダス2、カンタベリー2、アシックス2、MACRON2、アンダーアーマー1、ナイキ1と比較的バランスよくわかれました。

ニュージーランドとフランスはアディダス

ラグビーワールドカップ2015のチャンピオンで世界ランキング1位のニュージーランド代表はアディダス。1999年から公式サプライヤーがカンタベリーからアディダスに変わっています。契約金は年間20億とも言われているのだとか。

フランス代表も現在はアディダスのジャージを着用していますが、来年からサプライヤーがルコックに変わるそうです。ルコックといえばスタイリッシュなイメージのあるブランドで、ラグビーでは以前慶應大学が着用していた以外見たことがありません。自転車競技やテニス、ゴルフが中心のようですが、元々フランス生まれのメーカーなので自国のブランドをより広めようという意図があるのかもしれません。

イングランドとアイルランドはカンタベリー

2015年まで日本代表を指揮したエディジョーンズがヘッドコーチに就任し、快進撃を続けているイングランド代表と昨年ニュージーランドに初勝利して勢いに乗っているアイルランド代表はカンタベリーがサプライヤーになっています。カンタベリーは1904年にニュージランドに生まれたラグビーウエアの老舗です。今回調べた23か国中6チームのサプライヤーになっていてさすがという印象を受けました。

南アフリカとオーストラリアはアシックス

2015年のワールドカップで日本代表がジャイアントキリングを演じた南アフリカ代表と安定的な強さを誇るオーストラリア代表のサプライヤーはアシックス。どちらの国も2014年から。南アフリカは2014年にアシックスが南アフリカに販売会社を設立したのがきっかけだそう。

アシックスはグローバル戦略の一つとしてラグビーの世界シェア強化を目指しているようなので、今後もこの動きが進むのかもしれません。

スコットランドとイタリアはMACRON

スコットランド代表とイタリア代表のサプライヤーになっているのはMACRON(マクロン)というメーカーでした。1971年にイタリアのボローニャに設立されたブランドだそう。全く知りませんでしたが、サッカー界では広く知られているようで、現在、スペインのバルセロナFCほか強豪チーム複数のサプライヤーにもなっています。これからラグビー界でも広まっていきそうな予感がします。

ウエールズはアンダーアーマーでアルゼンチンはナイキ

残りはウエールズ代表がアンダーアーマーでアルゼンチン代表がナイキでした。

前回の記事を含めてようやく出てきたナイキ。かつてはイングランド代表やフランス代表のサプライヤーにもなっていたんですが、今は少なくなったようです。ヨーロッパのラグビーチームは確認できていないのでわかりませんが、ナイキはラグビーから手を引きつつあるのかもしれません。

Tier 2(中堅13か国)

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※トンガはミズノでした(11/19追記)

Tier 2のメーカーはカンタベリー4、ISC1、KUKRI(ククリ)1、ミズノ1、LE1、アディダス1、JOMA(ホマ)1、アンダーアーマー1、MACRON(マクロン)1とカンタベリー以外は見事にバラバラにわかれました。

日本、ジョージア、ロシア、ナミビアの4か国はカンタベリー

カンタベリーは日本代表以外にもジョージア、ロシア、ナミビアのサプライヤーになっていて 強豪、中堅ともバランスがいいように見えます。

Tier 2のジャージのメーカーはバラバラ

アイランダー3か国のサプライヤーはすべて独特でした。

フィジー代表のサプライヤーになっているISCはオーストラリアのスポーツブランドで、これまでラグビーリーグ(13人制のラグビー)、フットボール、サッカーのウエアが中心だったようです。どういった経緯でフィジー代表のサプライヤーになったかわかりませんが、これから15人制のラグビー界にも広まる可能性はあります。

トンガ代表はKUKRI(ククリ)。ロゴを見ると漢字のように見えなくもありません。

※トンガは2019年のW杯までミズノと契約しており、ジャージのメーカーもミズノでした。誤記すいません。

ミズノは最近Tier 3-1に属するナミビアともサプライヤー契約を結び、海外進出を広げているようです。(11/19追記)

 

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(出典:Kukri Sports)

KUKRI(ククリ)はイギリス発祥のスポーツアパレルブランドで、サッカー、ラクロス、バスケットのウエア製造販売が中心のようです。調べたところによると、2015年のトップリーグオールスターの試合でジャージを提供していたとのこと。全く気づきませんでした。

アイランダー3か国目のサモア代表はLE。LE(Lemited Editon)は2008年にオーストラリアに設立されたアパレルブランドで、ホームページを見るとラグビーウエアのほかにトレーニング用品も扱っているようです。日本語のサイトがなく不明なところもありますが、新興ブランドのようなのでこれからが楽しみです。

ルーマニア代表はミズノのジャージを着用しています。ミズノとルーマニアのつながりは謎ですが、ミズノのロゴが海外の代表チームのジャージに入っているのは新鮮でした。

アメリカ代表はアディダス、ウルグアイ代表は不明、スペイン代表はJOMA(ホマ)、カナダ代表はアンダーアーマー、ポルトガル代表はMACRON(マクロン)でした。

JOMA(ホマ)は1965年に スペインに設立されたスポーツアパレルブランドでサッカーやフットサル中心のようです。こちらも自国のブランドを広めようとする動きなのかもしれません。

http://www.joma-sport.com/

さいごに

いろいろな国のラグビージャージのメーカーを調べてみたら知らないブランドがたくさん出てきました。特にMACRON(マクロン)はヨーロッパ3か国のサプライヤーになっていて今後広まる可能性もありそうです。

2019年のワールドカップに向けてこれからサプライヤーの変更がありそうなので、どう変わるのかも見ていきたいと思います。