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第97回全国高校ラグビー準決勝、前回王者東福岡破れる

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どうもぐっさん(@goodsun_30)です。

今日、第97回全国高校ラグビー(花園)準決勝が2試合行われました。

今大会の試合はろくに観れていなかったんですが、準決勝はきっちり観れたので感想でも書きたいと思います。

第1試合 東福岡ー東海大仰星

第1試合は去年の決勝と同じカードでした。

去年の試合は28-21で東福岡が競り勝ち、高校三冠(選抜大会、7人制、花園)を達成しました。

東福岡はAシード、東海大仰星はBシードということもあり、前評判では東福岡有利という見方が大半で、僕も東福岡が勝つだろうと思っていました。

 

しかし、試合は予想に反して東海大仰星ペースで進みます。

まず、前半13分、東海大仰星の10番三村君がインターセプトして約80m独走して先制。20分にも敵陣ラインアウトからモールを20mほど押してトライ。前半で14点をリードします。

東福岡も何度か敵陣深く攻め込みましたが、東海大仰星のディフェンスを破れずトライできませんでした。

 

前半は東海大仰星の接点の強さとディフェンスの粘りが印象に残りました。ただ、東福岡に連続攻撃されると穴ができていたので、まだ試合はどうなるかわからない状況でした。

 

そして後半。東福岡はできるだけ早く追いつきたいところでしたが、先にトライしたのは東海大仰星でした。後半2分、ゴール前に攻め込み、最後は6番の魚谷君が飛び込んで0-21とします。

3トライ3ゴール差がついて東福岡にとってはかなり厳しい展開になりましたが、ここから王者の意地を見せます。

後半11分にウイングの位置に入っていたキャプテン福井君がライン際を駆け抜けてトライ。続けて2分後には7番木原君が自陣から60mほど走り切って7点差とします。

このあと東海大仰星もゴール前まで攻め込むもののトライはできず、東福岡の攻撃がさらに勢いづき、スタンドオフの位置に入った東福岡の22番宝田君が何度もラインブレイクを見せます。しかし、あと一歩のところでミスが出たり、好タックルを受けたりでなかなか追いつけません。

東福岡は最後まで攻めましたが、結局7点及ばずノーサイド。白熱した好ゲームでした。

 

東海大仰星の勝因は接点でのファイトと粘り強いディフェンスにあったと思います。ターンオーバーや相手を跳ね返すようなタックル、最後まであきらめないタックルは東福岡にとって脅威だったはずです。東福岡が普段ミスをしないようなところでミスをしていたのは心理的なプレッシャーがあった部分も大きいと思います。

また、試合自体はまだチェックできていませんが、3回戦の秋田工業戦(27-27、トライ数差で勝利)で厳しい戦いを経験したことも大きな財産になっていたはずです。今日の勝利でまた一つチーム力が上がっているはずなので決勝が楽しみです。

 

対する東福岡は筋トレの時間を減らし、機動力を増した部分があだになった印象を受けました。今年のチームはディフェンスを重視するため、去年に比べて動けるチームにしたそうですが、その結果、接点で前に出られて苦しんでいました。

 

接点で押し戻されたり、ターンオーバーされたりしたことで、キーマンの一人であるスタンドオフの丸山君にプレッシャーがかかり、プレー選択が消極的になっているように感じました。

藤田監督が「勝つ時も負ける時も丸山次第」みたいなコメントをしていたのを新聞で読んだんですが、その通りの試合内容だったと思います。前半からもう少し攻撃的にワイドに展開し続けていれば違う展開になっていたかもしれません。

第2試合 桐蔭学園ー大阪桐蔭

第2試合はAシードの桐蔭学園とBシードの大阪桐蔭の桐蔭決戦でした。桐蔭同士ですが、系列校とか兄弟校ではなく全く関係はないそうです。

この試合も前評判ではAシードの桐蔭学園有利と思われていましたが、第1試合と同じように予想とは違う結末になりました。

 

先制したのは大阪桐蔭。前半8分に敵陣10m付近のセンタースクラムから15番の杉原君が抜け出してトライ。桐蔭学園も攻めますが、大阪桐蔭のディフェンスに苦しみなかなかゲインできません。

両校とも何度かチャンスはありましたが、好ディフェンスやミスがあってスコアできず0-7で前半を終えます。

 

後半2分、大阪桐蔭13番の松山千大君のキックチャージからチャンスをつかみ、最後は14番の美登路君がトライ。差を12点に広げます。

対する桐蔭学園は後半24分にようやく3番の細木君がトライします。これで点差は5点。

最後は桐蔭学園が60フェイズを超える攻撃を見せ、トライライン目前まで迫りますが、あと一歩のところで反則を犯し、ノーサイド。

最後に60フェイズを超えるすさまじい攻撃を見せた桐蔭学園もそれをしのぎ切った大阪桐蔭も見事でした。

 

両チームともフィジカルの強さが売りのチーム。そこで上回った大阪桐蔭が勝利を手にしました。ボール支配率は桐蔭学園の方が高かったと思いますが、大阪桐蔭のゲインを切らせないディフェンスのよさとフィジカルの強さが目立った試合でした。

桐蔭学園はこれまで、ゴール前まで行くと3番の細木君がダンプカーのごとく相手をなぎ払ってトライしていたんですが、この試合ではなかなかゲインできていませんでした。ようやくトライを取れたのが後半24分。もう少しオプションがあればまだ試合は分からなかったような気もしますが、しっかりと守り切った大阪桐蔭のディフェンスは見事でした。

 

ちなみに、この2試合はMBSのサイトで見れるので気になる方はどうぞ。今日の2試合に限らず、他の試合もダイジェストでも1試合丸ごとでも見れるので非常に便利ですよ。

HANAZONO LIVE 全国高校ラグビー大会 | MBS

決勝は大阪対決に

ということで、1月8日に行われる決勝戦は東海大仰星と大阪桐蔭の大阪対決になりました。大阪勢同士の決勝は98年の啓光学園ー大阪工大(現常翔学園)以来2回目とのこと。

今日試合を観た感じだと大阪桐蔭の方が有利な気がしますが、果たしてどうなるか楽しみです。両校ともフィジカルに強みがあるので、そこに注目してみようと思います。

さいごに

初の決勝進出となった大阪桐蔭。今年の大阪桐蔭と言えば根尾君や藤原君などドラフト候補を複数擁する野球部が注目されがちですが、ラグビー部の存在感を全国に知らしめるべく頑張ってほしいところです。どちらを応援するとかは特にないですが、好ゲームを期待しています。